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友禅染にこんな技法がありました「木蝋染」
2021/10/15
コロナ禍で中断してました、着物の創作を久しぶりにしています。
今までにない表現をといろいろ考え、いろんな人に相談したら、ローケツ染の
一つで「木蝋染」という技法を紹介してもらいました。

木蠟とはウルシ科のハゼノキやウルシの果実を蒸してから果肉や種子に含まれる融点の
高い脂肪を圧搾して作る「蝋」を云うとあります、日本の「和ろうそく」に代表されています。
通常染色には石油から作られる蝋で染料がしみこまないように防染するためによく使われています。

木蝋染の特徴は蝋の塗り加減で染料を透すので面白い効果を表します。
少し研究してみたい表現技法の一つを教わりました。
数十年やっていても知らない技法って色々あります、友禅って奥の深い伝統技術だと思う。
この「蝋は」はいろんなものに使われております、そのお話は次回に……。


マサミでした。

写真1  2種類の蝋 左―木蝋(やわらかい)  右―石油系の蝋 
写真2  木蝋を生地に塗って染上げた状態(濃淡がついている)
友禅染にこんな技法がありました「木蝋染」
友禅染にこんな技法がありました「木蝋染」
多賀子ブログ=その7
2021/10/13
朝夕は涼しくなり秋の訪れを感じるのですが、 
ここ京都鞍馬でも昼はとても暑く、市内と変わらず真夏のようです。 

母の着物を服に仕立てました。 

インスタ映えするかと、前にはボタン代わりにてんとう虫を、
背中には、背守りにトンボを布絵具で描いて、上から刺繍をしました。

私らしいファッションをと、
和雑貨を創る時にも、絵を描いて刺繍をする。 
そんな楽しい仕事が出来るのは、母からもらった創る事の喜びです。

身に付けてくれた母に感謝
着物に感謝。

今日もマスクを付けて!
多賀子ブログ=その7
多賀子ブログ=その7
妖械大辞典 其之二「イッポンダタラ」
2021/10/11
「イッポンダタラ」は、タタラ師(鍛冶師)に通じる、
鍛冶師が片足で器具を踏むことで片脚が萎え、
片目で炉を見るため片目の視力が落ちること、鉱山跡に出没すると云う説がある。

一つ目の鍛冶神、天目一箇神(あめのまひとつのかみ)の零落した姿であるとも考えられている。
12月20日のみ現れるといい、この日は「果ての二十日」と呼ばれて厄日とされた。
妖械大辞典 其之二「イッポンダタラ」
妖械大辞典 其之二「イッポンダタラ」
【不易流行】の【物】つくり
2021/10/08
来月初め、新作きもの発表会に向けて奔走中の毎日です。

緊急事態宣言が解除され、
少し明るい兆しが見えてきたかなという感じでしょうか。

3年ぶりの展示会になります。
コロナ禍で生活様式もさま変わりする中において
ファッション界でよく使われる「不易流行」をモットーとした
新たな軌跡への一歩として創作しています。

京都鞍馬のアトリエでデザインしたものを現場の職人さんと途中経過を見て、
修正して、確認してと、かなりの時間を費やしています。

礼装用から社交性を考えた新境地の発表会となります。
色、デザインともにインスタ映えする「和」に挑戦します。

もちろん「和雑貨」、「和装用マスク」も併せて挑戦してみたい。

マサミでした。
【不易流行】の【物】つくり
【不易流行】の【物】つくり
多賀子ブログ=その6
2021/10/06
今日は ミシンで 簡単なワンピースを縫っています。
母の形見の着物を解いて、洗って、服にして着てみようと思っています。  

なかなか着物では着ることが出來なかったので、
これでは 母にも 着物にも申し訳無いので、服にして 身に付ける事にしました。

もう一枚は姉に作ってあげようと、私の服が上手く縫えたら、作ります。

大自然の中にいると、やりたい事が溢れてきます。
多賀子ブログ=その6
多賀子ブログ=その6