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キモノあれこれ《その21》
2024/10/07
「手描き友禅」の工程ですが、
輪郭線の防染剤は渋紙で作られた筒に金具をつけ、
一定の太さの線を引くのは熟練した技術が必要とされる作業であります。

この線を「糸目」といい、染色後に白い線が残るのが特徴です。

本日の京都鞍馬は、度々雨が降っております。
夜は寒くなってきたので、ファッションも考えモノです。
インスタ映えする秋の夕暮れもキレイですね。
和雑貨やマスクも秋の模様替え。
キモノあれこれ《その21》
キモノあれこれ《その21》
キモノあれこれ《その20》
2024/10/01
本格的な「手描き友禅」は多くの工程があります。

まず染め職人が図案見本を参考に、下絵を描きます。
このとき水に弱いツユクサ科のオオボウシバナの花弁から抽出した色素が、下絵用のインクとして使われ、染め上がりに影響しないそうです。

京都鞍馬は、涼しくなりました。
秋の雲がインスタ映えしますね。
お出掛けのファッションも模様替え。
和雑貨やマスクも忘れずに。
キモノあれこれ《その20》
キモノあれこれ《その20》
キモノあれこれ《その19》
2024/09/24
急に涼しくなった京都鞍馬です。
本日は、インスタ映えするファッションである「友禅染め」について少し。

「友禅」は、江戸時代の京の扇絵師・宮崎友禅に由来するそうです。
扇絵の画風を小袖の文様に使い始め、多彩な色彩と曲線的で簡略化された文様が特徴です。

文様の輪郭線に糊を置き、隣り合う色同士がにじまないようにする技法が開発され、友禅染めと呼ばれることになるそうです。

「友禅染め」の素材は、和雑貨やマスクにも使えます。


キモノあれこれ《その19》
キモノあれこれ《その19》
キモノあれこれ《その18》
2024/09/17
「加賀友禅とは、現在の金沢市を中心に制作されている友禅染めです。
江戸時代に京友禅の絵師が、加賀御国染を基にした染色技法だそうです 。

加賀五彩(藍、臙脂、草、黄土、古代紫)と呼ばれる艶麗な色彩で知られ、特に紅、紫、緑系統の色を多用する。
柄は、草、花、鳥等の絵画調の物が多く、自然描写を重んじる中から「虫喰い」等独自の装飾が生まれた。
「ぼかし」も京友禅以上に多用される傾向にある。

京都鞍馬から石川県まではどれくらい掛かるでしょうか?
インスタ映えするファッションの「加賀友禅」も是非お試しください。
「加賀友禅」の和雑貨やマスクもいいかもですね。
キモノあれこれ《その18》
キモノあれこれ《その18》
キモノあれこれ《その17》
2024/09/09
本日の京都鞍馬は晴天で、気温は34°あります。

インスタ映えする「小紋」のお話で、
「東京おしゃれ小紋」の他に、「京小紋」は17世紀初頭の武士の裃を起源とし、明治初期に単色から彩色へと変化しながら京友禅と互いに影響しながら技法が完成されたそうです。
基本的には単色染めで絹しか使わない江戸小紋に対して多色染めであり、様々な生地を用いており。
一つ一つの柄も江戸小紋より大きく抽象柄より具象柄が多く、色調は落ち着きのある色合いです。

また、「京小紋」の影響を受けて石川県で作られ始めたのが「加賀小紋」であり、色使いに加賀友禅の技法が取り入れられています。
一方で「江戸小紋」の影響を受けて作られた「加賀小紋」も石川県には存在します。

そろそろ秋のファッションで和雑貨とマスクも合わせてお出掛けしてみては。


キモノあれこれ《その17》
キモノあれこれ《その17》