キモノあれこれ《その27》
2024/11/18
「手描き友禅」の工程その8
ある程度量産できる型染め友禅でも、必要とする色毎に何枚もの型紙を使い分けていく手間が掛かります。
また型染め友禅で複雑な模様は数十枚の型紙を使うこともあります。
11月半ばを過ぎたというのに、京都鞍馬も日差しが暖かい今日この頃です。
紅葉も始まり山もファッションしているようで、インスタ映えします。
和雑貨やマスク用の秋の染め物も始めよう。
キモノあれこれ《その26》
2024/11/11
「手描き友禅」の工程その7
最後に、花の中心部分や動物の目、鳥の羽の模様、昆虫の触角などの細かい部分を墨や顔料で仕上げ、刺繍や金泥、箔などで加飾する場合もあります。
金泥とは、金箔を鱗粉状になるまで細かくし、樹脂や膠を混ぜ込み筆描きにより柄付けする技法。
箔は、金や銀などの金属を叩いて薄く平らに延ばしたものを貼る技法。
本日の京都鞍馬は、暖かく秋晴れとなっています。
寒暖差が激しいこの頃、マスクも忘れず体調管理をしましょう。
インスタ映えする紅葉やファッションも期待しますね。
新しい和雑貨のアイデアも出てきそうです。
キモノあれこれ《その25》
2024/11/05
「手描き友禅」の工程その6
「友禅流し」は、染めの工程とは違って厳冬のころ行うことが多く雪国の金沢では雪解け水にさらすこともあります。
川の上に色とりどりの布が泳ぐさまは観光の目玉にもなる美しさですが、現在は河川の汚れなどもあり、ほとんどが専門業者の人工の川で行われています。
京都鞍馬もすっかり秋となりました。
紅葉がインスタ映えしますね。
秋のファッションや和雑貨もいいものです。
寒くなるとマスクも必要になります。
キモノあれこれ《その24》
2024/10/29
「手描き友禅」の工程その5
「地染め」は、仕立てたとき、縫い合わせた生地の色が同じになるように染めるため、熟練した染職人が行うことが多い。
藍などのような原料を発酵させて得る染料の場合は、特に酵素の活性を高めるために高温多湿の環境で染色を行わねばならないため、作業は夏ごろ行われることが多いそうです。
本日の京都鞍馬は、雨が降っていきなり寒いです。
早くも冬に向けたインスタ映えするファッションや和雑貨、マスクを用意しないといけませんね。
キモノあれこれ《その23》
2024/10/21
「手描き友禅」の工程その4、「蒸し」の工程になります。
生地を蒸し器に入れると、冷えていた生地が蒸気の熱で暖まります。
冷却された蒸気が水となり、生地に水が吸収されることで染料液が溶解し、繊維の内部に浸透する事で、染料のもつ色相と染色堅牢度が得られるわけです。
昼間は日差しがまだ暑いのですが、朝晩がとても寒くなった京都鞍馬です。
季節の変わり目は体調を崩しやすいので、マスクは必須ですね。
ファッションに気を配ってインスタ映えする場所にもお出掛けしましょう。
和雑貨も欠かさずに。