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多賀子ブログ=その17
2021/12/22
今日は冬至、1年でもっとも昼が短く夜が長い頃のこと、これから日が伸びていくので古代には冬至が1年の始まりだったそうです。今日は柚子湯で体を温め風邪知らず。も一つ冬至には ん の付くものを食べると運気が上がるとか、かぼちゃは南京とも言い冬至の日にかぼちゃを食べると風邪をひかないと言われています。先日 知り合いから頂いた柚子をポン酢にしました。その皮を袋に入れて今夜は柚子湯につかります。京都鞍馬にはあちらこちらに柚子の木があり。ポン酢を作って持って来てくださる方があったりします。
先日娘から孫と友達に着物を着せてほしいと頼まれました。
孫は18歳 今ふうの着方で裾を短くブーツを履くと言います。インスタ映えするのでしょう ふーんと孫に頭がついていけるかと思っていたところ 街で一人の若い女性が裾にレースを付けて 黒の羽織を着て
ブーツを履いて さっそうと歩いていました。なるほど、可笑しくないなー 今時の和のファッションはこれでも良いのかと思えます。
孫に着せ付けてみました。着物は頂き物が有ると持って来たのを孫に選ばせますと、かわいい!何を見てもかわいい!と言っています。帯は半巾帯で文庫結び 帯締めでずれどめにキュッと締めてなかなか面白く簡単に着せられ 私も楽しませて貰いました。孫達は雪の残る中、これもかごの付いた和雑貨の巾着を持ってマスクを付けて街へ繰り出しました。後で聞くととても楽しかったと喜んでいました。日本人 誰も着物を着たいと云う心はあるのだと思うと着物は無くならないなあと思えます。皆か皆新しく創る訳ではないけれど、着物は日本中で余っているのでは?家に有る古い着物でも着て、日本文化を大事にしたいと思います。皆さんも大事にしてほしいなあ!
多賀子ブログ=その17
多賀子ブログ=その17
妖械大辞典 其之七「キシン」
2021/12/20
「鬼神」は、天地万物の霊魂あるいは神々を意味する。

「鬼」は、生者に禍をもたらす霊であり、悪鬼として顕現し、祈祓(きふつ)の対象。
鬼は生者が持つ魄(はく)の死後の姿、魄は生者の内にあって肉体をつかさどる陰気の霊、
その魄が死後に地上にとどまって鬼となる。
その死が身寄りなく死後に祀る者のない場合に、悪鬼・幽鬼として生者に祟る。

「神」は生者に福をもたらす霊であり、善神として顕現し、祭祀の対象。
神は生者が持つ魂の死後の姿であり、魂は生者の内にあって精神をつかさどる陽気の霊、
その魂が天上に昇って神・神霊となる。

また、鬼神は天地のあらゆる物の創造・変化・消滅にかかる人知の及ばぬ霊妙な働きを指す場合がある。
妖械大辞典 其之七「キシン」
妖械大辞典 其之七「キシン」
例年とは違う師走の雰囲気......⁉
2021/12/17
今年もあとわずか残すのみとなりました。
先日、武者小路千家のお家元から恒例の「初釜」のご案内が届きました。
令和3年の初釜は新型コロナウイルスの真っただ中でしたので、早々中止というご案内でした。

このご案内が届くと師走という雰囲気になるのですが、
さすが今年はなかなか実感の湧かない年の瀬という感でおります。

例年、その日は朝から身支度をし、信玄袋の中身をチェックしソワソワしながら京都鞍馬から出かけます。
通常、お茶席は薄茶席と濃茶席があり最後にお茶懐石を頂いて終わるのですが、
1年のスタートとしていつも心新たに澄んだ気持ちで望む行事ごとの一つです。

毎年枯れた松葉が敷き詰められたお茶室の前でこっそり“インスタ映えするワンショット”....‼

臨席の女性の皆様はさすが京都のお席というお召し物でさながら“着物ファッションショー”の感、
手には和雑貨の数寄屋袋、まばゆいばかりのとても華やかなお席で賑わいます。

日常を忘れて日本の伝統文化に浸れるお正月のひと時です。

迎える年のコロナ時代の「初釜」はいかがになるのでしょうか?
マスク着用、濃茶の回し飲み禁止、懐石の有無、等々・・・・・かなり制約の中での文化行事です。

日本のいい文化が新様式の中でいかなる方向で定着していくのか大いに気になるところですネ。
併せて、かっての師走、年末の帰省、お正月等、節々の歳時記の形もいかがなるでしょうか...❓


マサミでした。
例年とは違う師走の雰囲気......⁉
例年とは違う師走の雰囲気......⁉
多賀子ブログ=その16
2021/12/15
今朝も寒いです。

ここ2日、ふたご座流星群で流れ星が観られるとテレビで言ってたので、
朝4時頃、ベランダにダウンコートを着て北の空を見上げると、 

「北斗七星が!」「双子座が!」

暫くすると一筋の星が流れ星です!
あ、と思ったら 消えました。

流れ星は一つでしたが、観る事ができて早起きの甲斐が有りました。

ベランダの私の小さな庭に、まだ小まゆみの実がしっかり付いていて
寒々としたベランダに、濃いピンクが映えて私を楽しませてくれています。

太陰暦では「大雪 熊穴に蟄る(たいせつ くまあなにこもる)」のだそうで、
熊が冬ごもりする頃、ここ二ノ瀬にも年に1、2回は熊出没の看板が出ます。

怖がりの私は、しばらくの間安心です。
それでも、この山あいの二ノ瀬が好きです。星空も綺麗です。

自然の中で暮らせる喜びを、作品づくりに生かせたら良いのてすが!
多賀子ブログ=その16
多賀子ブログ=その16
妖械大辞典 其之六「カッパ」
2021/12/13
『河童』は、
全身が緑色または赤色。頭頂部に皿があることが多く、皿が乾いたり割れたりすると力を失う、または死ぬとされる。
口は短い嘴で、体はウロコで覆われ、背中には亀のような甲羅がある。
両腕は体内で繋がっており、片方の腕を引っ張るともう片方の腕が縮み、そのまま抜けてしまうこともあるとされる。

絵の題材にされることは多いが、キュウリが好物という以外には、具体的に何をしたという特徴もない。

人間の歌や落石、倒木、ダイナマイトの爆破音を真似する。
河童が人間を真似た歌は、節は奇麗だが言葉は不明であったとされている。 
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このシリーズは、マスクを含む和雑貨やファッションの絵柄に出来るような
デザインの模索であり訓練です。

インスタ映えする自然豊かな京都鞍馬で膨らむイマジネーションは、
古から言い伝えられてきた不思議な生き物を、現代のロボットやAIなどの解釈で
表現する事で新しい融合を試みる。
妖械大辞典 其之六「カッパ」
妖械大辞典 其之六「カッパ」