真冬の巨木のシルエットに思う・・・・・❓
2022/02/05
冬の時期になるといつも思うことですが、それは加茂街道の堤防を上賀茂神社の御薗橋から出町の葵橋を車で下がると、賀茂川の堤防沿いに巨木の木立に覆われている部分が所々にあります、千年の都で治水や防災などに大きな役割を果たしているのですが、今回の私の疑問は青々と葉が茂っている季節にはあまり感じないのですが、その木々が葉を落とした冬の景色に観られる不思議なシルエットに自然の造形を感じます。
幹は太く先端に行くほど細くなるのはわかりますが、この様な巨木を遠くから眺めると、添付画像の如く葉脈の様な枝のシルエットが目に入ります。
一様に先端部分は細かく枝が密集し歩調を合わせて先端は半円形にまとまっている姿に、毎シーズン疑問を与えてくれます。
時には突出した枝木があってもと思いますが、一同申し合わせたようにきれいな半円形に揃っていく不思議さを感じています。
もちろん植物学の先生などは科学的な根拠やメカニズムはお判りでしょうが、私には素朴に不思議な現象として映っています。
30年ほど前に、アフリカのマリ共和国とカメルーンを訪れた時、今は有名になりましたがバオバブの木を見た時も同じような感想を受けた覚えがあります。
これらのシルエットは絵本作家やイラストレーター、切り絵作家などにもよく使われています。
確かにきれいで、伸びやかな題材として一服の清涼感と逞しい生命力を与えてくれるシルエットです。
しかし、一様に先端がそろっていく不思議さには考えさせられます。
(現在、世界中悩ましているコロナ菌も細菌帝国が存在するわけではないのに世界中一瞬にして同じ型のものがはびこるのか・・・? 木々の不思議さと思いを馳せるのは不謹慎ですが世の中の不思議さを感じます。)
立春を過ぎると新芽が芽吹きまた木々は新たなシルエットを見せてくれます。
後わずかしか見られないこの景色にこのブログを読まれた方々はどのようにお思いでしょうか・・・・・!
マサミでした。
多賀子ブログ=その23
2022/02/03
昨日も雪でした。今年は雪の多い年です。
今日は節分、明日は立春です。
立春とは、初めて春の兆しが現われて来る頃のこと。
今日は季節の節です。季節の変わり目には悪鬼が出て来ると言われ、豆が(摩滅の音に通じることから)鬼はそと福は内の掛け声で、豆まきをするならわしが始まったとか。
今年はコロナ退散と掛け声が聞こえて来るかも!
一昨日3回目のワクチン接種を受けました。
注射の後が少し痛いだけで熱も出なくて有り難いです。
コロナに負けない身体を作るには、免疫力を高めなければなりません。
『免疫力を高めて病気にならない知恵とコツ』と云う本に「よく噛む、日に当たる、リズムよく30分歩く、笑う、笑顔を作るだけでも、腸を休める、食物繊維をとる、充分な睡眠」とありました。
まずは、京都鞍馬二ノ瀬の村を30分歩きます。マスクを付けて、ファッションにも気を付けて。
村のお宅の庭に蝋梅のインスタ映えするほど綺麗なこと。渋柿が美味しくなったのでしょうか?メジロがついばんでいます。うるさいヒヨドリもつついていました。
自然の中で美味しい空気を吸い、昔ながらの食事をするのが免疫力を高めるのではと思います。
笑う事もすぐ出来ます。
出来る事から積極にやりましょう!(和雑貨作もしかり)
妖械大辞典 其之九「ケンエオウ」
2022/02/02
ケンエオウ(懸衣翁)とは、死後の世界の三途の川の川辺にいる奪衣婆(だつえば)の隣にいるといわれる老人の妖怪。
奪衣婆と共に十王の配下で、奪衣婆が亡者から剥ぎ取った衣類を衣領樹の枝にかけ、その枝の垂れ具合で亡者の生前の罪の重さを計る。
罪の重い亡者は三途の川を渡る際、川の流れが速くて波が高く、深瀬になった場所を渡るよう定められているため、衣はずぶ濡れになって重くなり、衣をかけた枝が大きく垂れることで罪の深さが示される。
また亡者が服を着ていない際は、懸衣翁は衣の代わりに亡者の生皮を剥ぎ取るという。
新作トートバックが好評です・・・・・!
2022/01/29
昨年の11月に東京で「着物展」をやってしばらく時間が経ちました、8月、9月、10月はその着物創りで職人さん回りで大忙しく集中していました。
このところ連日、着物プロデューサーと云われる方に西陣織の問屋さんの商品開発担当の方に引き染屋さんにとそれぞれ個別に会う機会がありました。
どちらも厳しい和装業界の中でも売れるものを創る人達との出会いと会話で久しぶりに感情が高揚しまた。
長い間、着物や帯創りに携わっている強者は沢山いると思いますが「売れるモノを創る!」という方々の定義は3者とも共通しているものがあります。
それは
●世情を見る、目と触覚。
●経験に裏打ちされたアイディアと感性。
●物に向かう自信と馬力。
久しぶりに感じましたねェ~!!!!!
私はどうかねェ~×××!!!!!(笑)
話は変わりますが、先の日曜日の「手づくり市」で出展しました「藍染」と「マーブル染」のトートバックが会場と、京都鞍馬の当店に訪ねて来られる方に売れ行きが大変好評です。
いろいろと和雑貨の開発も進めておりますが、今回の「モノ」はチーム三人の経験と若い感覚とのアイディアで出来上がった「モノ」です。
古き良き日本の伝統の草木染とその古い技法を駆使し、一方、墨流し技法をヒントに色流し技法の感性を生かした『かっこいいデザイン!」のインスタ映えする「モノ」の展開を心強く感じています。
上段で書いた「3つの覚悟」を期して・・・・・!
ウイズコロナと共にまだまだ新作マスクを・・・・・!
アフターコロナに新作トートバックをファッションに・・・・・!
マサミでした。
多賀子ブログ=その22
2022/01/26
大寒に入り、二十四節気、七十二候にふきのとう華咲くと有りました。
早速、いつも蕗の花が咲く所へ行ってみました。
まだ開いてはいませんが蕗のとうが出ていました。
この寒さの中、もう春だよと言ってるように!
横には水仙も咲き始めています。
凍てつく地の下で春の支度が着々と進みます。
昨日25日からは、大寒の次候では水沢厚く堅しとあります。
沢の水が厚く張りつめるころなのだそうです。
一年で一番寒い時です。
しかし、少しずつ季節は変わって来ているのを、耳を澄まし、しっかり目で見て身体で感じたいと思います。
暖かくなればコロナも退散する事でしょう。
春の来るのを待つようにコロナの終息も待ちたいと思います。
今朝は、お月様が柿の木の上に、半月ですが静かに私達を見守って下さっている様です!