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妖械大辞典 其の十九「テナガアシナガ」
2022/04/18
テナガアシナガ(手長足長)は、手足が異常に長い妖怪で、手の長いほうが「手長」、足が長いほうが「足長」である。
山の頂上に住み着き、旅人をさらって食べたり、船を襲うなどの悪事を働く。
足長が手長を背負って海に入り、手長が貝のフンをその長い手で海に入れ、魚をおびき寄せ獲って暮らしていたという。

上記のような存在とは別に、不老長寿の神仙としての手長足長もみられる。
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このシリーズは、古から言い伝えられてきた不思議な生き物を、現代のロボットやAIなどの解釈で表現する事で新しい融合を試みる。

京都鞍馬は、インスタ映えする豊かな自然が多く、イマジネーションが膨らむこの地で、着物や和雑貨、マスクなどのファッションデザインの絵柄の研究や模索である。

※画像をクリックするとフル画像で見れます。
妖械大辞典 其の十九「テナガアシナガ」
妖械大辞典 其の十九「テナガアシナガ」
試練 ⁉️…❗️コロナと老いと共に生きる術…⁉️
2022/04/16
この2年余、新型コロナがパンデミニックとなり、各個人も全世界も狂わせてきました。
新型コロナゆなは、最初はだれもが戸惑って政府の指示通り外出は極力避け、手洗いも、三密も、ソーシャルディスタンスにも、行動範囲も極端に制限された中で、今までの活力の衰えと、老いに抗ってきた身体能力がこのコロナの期間中になかば『諦め』と『老い』に慣れてきた感じがします。
私の本職の着物創りの機会も、極端に減少し、充実していた一日の過ごし方も仕事内容も一変し、反物に触る機会も現場に入る事もほとんど無い毎日です。

そんな中、今までにはそのようなゆとりもなく、気に留めることもない毎日でしたが、最近夕刊新聞に時々掲載される「パズル」が目に留まり、夜テレビを見終え、机に座り就寝前のひと時、「脳トレ」として新聞の「パズル」や「クロスワードパズル」の本を買ってき、もう一つ「オーケストラで綴る日本の愛唱歌」のカセットを聞きながらノスタルチックに毎日を生きるすべを身に付けようと考える日々です。

それは新型コロナにも慣れ、老いにも慣れたという『諦め』でしょうか……?
はたまた、はつらつと生きるスベを見つけるための試練でしょうか……?


マサミでした。
試練 ⁉️…❗️コロナと老いと共に生きる術…⁉️
試練 ⁉️…❗️コロナと老いと共に生きる術…⁉️
多賀子ブログ=その32
2022/04/13
先日、一駅手前のバス停から歩いて帰りました。
二ノ瀬に入ると両側に樹が生い茂っていて、冬なら此処から雪国に来たように雪で真っ白になります。歩いているとピシッ、ピシッとあちらこちらで音がします。
何の音か?人がいるようでもなく、それでもカサカサと音がして、上を見上げると真っ青な空に木の枝が、一瞬、目にはいったのはピシッと何かが弾けたところでした。
カサカサと舞い落ちてくる、何?側からカラカラと乾いた音がして落ちてくる、見ると藤の種が弾けて皮と実が落ちてくる音だったのです。
種は平たくニ、三十センチ程の長い種で今頃弾けて、中から少し小さめの黒い碁石の様な実がパラパラと落ちて来ます。
皮は硬くよじれてカサカサと落ちてくるのです。
あちらでもこちらでも、何か、不思議な世界に来た様な、感覚を覚えました。

此処京都鞍馬もほとんど桜が散りました。
変わって紅葉の若葉が開いてきました。
若葉色のファッションに身を包んで、ニ三日前まで山には山桜が、里にはソメイヨシノが、紅枝垂が、どの桜もインスタ映えして甲乙付け難く、お互いが目いっぱい私達を楽しませてくれたのが、風が吹くとトビラの隙間から、花びらが家の中に入ってくる様になり、もう終わりを知らせているようです。

今まで上ばかり見ていましたが、足元には、いろいろな花が咲いているのですね!
これからは、次々と咲く可憐な花を楽しみます。
日本桜草、シャガ、シラユキゲシ、踊り子草、スミレ。

出掛ける時は和雑貨のカバンを持って、マスクして。
多賀子ブログ=その32
多賀子ブログ=その32
妖械大百科 其の十八「ツルベオトシ」
2022/04/11
ツルベオトシ(釣瓶落とし)は、ツタが巻きついて不気味な松の木から突然落ちてきて、ゲラゲラと笑い出し「夜業すんだか、釣瓶下ろそか、ぎいぎい」と言って人を襲い、2、3日経つとまた現れるという。
昼でも薄暗いところにある大木の上から、通行人に目がけて釣瓶を落とすといわれた。

また、古い松の大木の根元にある釣瓶を通行人が覗くと光る物があり、小判かと思って手を伸ばすと釣瓶の中へ引き込まれて木の上へ引き上げられ、木の上に住む釣瓶落としに脅かされたり、そのまま食い殺されたり、地面に叩きつけられて命を落としたという。

妖械大百科 其の十八「ツルベオトシ」
妖械大百科 其の十八「ツルベオトシ」
えッ!……こんなところに《神田明神》さんが……⁉…⁇
2022/04/09
先日、知人の個展のお祝いにと、
京都鞍馬から四条界隈の花屋さんに出かけ、路地裏の駐車場に車を止め
『膏薬の辻子』という石畳の京町屋のならぶ路地を表通りまで歩いていると、小さな町家に白木の立派な鳥居に群青色と緑青色の額に金文字で「京都/神田明神」と書かれた額が上がり、奥に小さな「お社」が目に留まりました。

説明看板に目を通すと《東国で反乱を起こした平将門の首級が平安京のこの地に運ばれ晒された地にあり、その3日後に平安京から現在の東京都千代田区大手町にある将門塚に戻り、のちに神田明神に祀られた。》
という意味の説明がありました。(京都市下京区綾小路通西洞院東入新釜座町729)

京都は思いも掛けないところに歴史に関われる所縁りの場所があります。
大きな神社仏閣が観光コースになっておりますが、何度目かに訪れられる方にはこのようなガイドブックに載っていない場所を探して歩くのも、本当の京都の風情を感じ、人それぞれの歴史感や所縁りや出会いが発見されることが多い町です。

併せて、この様な路地裏に個性的なアクセサリーのお店や和雑貨のお店やアンティークショップや食べ物でも
オシャレなのれんの掛かった小料理屋さんなどを覗きながら四条通りに出るとデパートや高級ファッション店が並びマスク姿の多くの人ごみに混ざり込み、新旧の時代感を比較して歩きました・・・‼

途中で格子窓のガラスに歪んだ景色が映る小さな喫茶店で珈琲を...。

路地裏には、また一味違ったインスタ映えする京都が味わいえますヨ~。


マサミでした。
えッ!……こんなところに《神田明神》さんが……⁉…⁇
えッ!……こんなところに《神田明神》さんが……⁉…⁇