多賀子ブログ=その47
2022/07/27
朝、目が覚めるとひぐらしが、いっせいに鳴いていました。
爽やかな涼しい声で、やかましいくらいに!
二ノ瀬の朝は涼しい。
テレビでは熱帯夜だと言っていましたが、地下で寝ているものですからクーラは寝る時にはいりません。
窓を開けて寝ると、すぐにスヤスヤ。朝方は寒いくらいで窓を閉めます。
何年か前には窓は開けずに寝られたのですが、最近はやはり温暖化のせいでしょうか、窓を開けずには寝られません。
二ノ瀬でも昼はアツイ!
二ノ瀬の川の辺りに一本の大きな銀杏の木が有ります。
二ノ瀬のシンボルでも有ります。見に行きますと、やはり川のそばは涼しい。
もう秋の準備でしょうか?
銀杏の実が青く大きくなっていました。
庭にはアケビの実、柿の実と実りの秋の気配を感じさせてくれますが、秋明菊の葉に蝉のぬけがらが有りました。
あちこちにあって、日中うるさく蝉しぐれなのも仕方ないか。
これから元気よくアツイ夏をのりきりましょう
ウナギを食べて!
京都の活気!祇園祭―通りすがりの後まつり・・・‼️
2022/07/25
7月20日、室町三条方面に用事があり、京都鞍馬から何とも思わず室町御池を下がると、通行止めの看板の向こう側に役行者山と直面しました。
路肩に車を止めてパチリ・・・ッ。
見送りの『昇龍波濤文様』の胴掛けは明綴織りの見事なもので、和雑貨の絵柄にも活用できそうなモノでした。
室町通は通行止めでしたので、一旦烏丸通りへ出て山や鉾のありそうな筋をめぐり、四条通りを東に向いて走ると、新町通りの筋からそびえたっている南観音山の鉾が遠目にみることが出来ました。
筋々に準備中の山がまだ骨組みのままちらほら見えます、各山で法被を着て手には荒縄を以ってこの炎天下の中でマスクをしながら作業をしている、京都の心意気を感じます。
17日は3年ぶりの祇園祭の前まつり、山鉾巡行はテレビ観戦で観ておりましたが大変な人込みで、コロナも退散するかのような熱気を感じたのと、保存会の皆さんの開催できる喜びと京都人の熱気を感じることが出来ました。
現場で鑑賞されてる方々はもっと感激されたことでしょう。
今日は後まつりの本番日、好天に恵まれ196年振りに再建されて山鉾巡行にお目見えした「鷹山」さぞインスタ映えしたことでしょう。
ファッションセンス溢れる浴衣も楽しみの一つです。
古都の夏を彩る祇園祭が賑やかに再開できたことは京都人としてやはり元気を取り戻すきっかけとしてくれよう。
疫病退散‼
マサミでした。
多賀子ブログ=その46
2022/07/21
茜が採れました。今朝洗濯物を干していると、鉢に挿し芽してあった茜の葉も茎も消えて無くなっていました。京都鞍馬もよく降った長雨で鉢の中の土が詰まって排水が出来なくなって溶けてしまった様です。
慌てました。全部掘りおこして、赤い根だけを集めて洗うと、ひとにぎりの茜が採れたのです。嬉しいですね!2.3年前、茜の茎を鉢に挿しておいたのが根をはり成長したのです。何年か前に茜サミットと云うのが美山で行われてそれに参加したのがきっかけで茜を育ててみました。茜の自然から頂く色に魅せられて、それに没頭されている。それに影響され育てているのですが、土が有れば何処でも根のつく植物ですが、染めるだけ採ろうと思うと沢山の土地がなければならず、3年待たなければ、大きくは根が育たない。そこにロマンを感じるのでしょうか?
青い大帽子花が咲きました。鮮やかな青、ファションセンスの良い花びら、インスタ映えします。花の色素は水につけると溶けてしまう、この性質を利用して友禅の下絵を描くのに持ちいるアオバナが出来ます。
露草の仲間で普通の露草より全体に大きく見応えのある花ですが、昼過ぎには萎んでしまう、儚い花でもあります。和雑貨の図案にすれば良く似合います。自然と向き合っていると毎日感動が頂ける。生きるって楽しいですね!
今日も藍染マスクつけて病院へ。
クスッ!
妖械大百科 其の三十一「マクラガエシ」
2022/07/20
マクラガエシ(枕返し)とは、夜中に枕元にやってきて枕をひっくり返す、または、頭と足の向きを変える妖怪である。
他にも、寝ている人が体を押しつけられたり、畳を持ち上げられたりし、周りには小さな足跡が残ってるなど。
夢を見ている間は魂が肉体から抜け出ており、その間に枕を返すと魂が肉体に帰ることができない。
枕を返すことは寝ている人間を死に近づけることを意味するとされる。
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このシリーズは、古から言い伝えられてきた不思議な生き物を、現代のロボットやAIなどの解釈で表現する事で新しい融合を試みる。
※画像をクリックするとフル画像で見れます。
「リルケ」の記事を読んで感じること・・・・‼️
2022/07/16
今朝の新聞の一面は相変わらずコロナ拡大とマスクの要請の記事で、二面の片隅に、ほんの僅かに「リルケ」のバラに魅せられた生涯の記事が五行~六行ほどに書かれていたのに目が留まりました。
「リルケ」の名は子供のころからよく口にしていた「歌」で記憶があり目に留まったのでしょう。
みなさんご存じですか「野中の薔薇」
・・・・の歌!
“わらべは見たり 野中の薔薇 清らに咲ける その色愛(め)でつ 飽(あ)かずながむ くれないにほう 野中の薔薇”
私は京都鞍馬で着物や和雑貨のデザインをしていますので、いろいろな花のモチーフの絵を描きます、菊、桜、牡丹、燕子花など日本の花が多いのですが、少し洋風でオシャレでファッション性をと考えると和装の中ではバラの花がインスタ映えするように描くことが有ります。
その時には植物園に行きバラの花の写真を片っ端から撮り参考にします。
昔、絵を習っているときに先生から花を描くときはスケッチをしなさいと口癖のように云われていました。とにかく時間があればよく花のスケッチをしていたものですが、最近は写真を撮りそれをアレンジしてデザイン画にしていますが、リルケの薔薇への詩のように慈しみの世界を以って描いていくことが、着物を着て頂くお客様にも伝わっていく物創りではと考えさせられます。
今朝の新聞を見られて、リルケのことを思う人、薔薇を仕事にからめて考える人、植物園などでバラを育てる人、薔薇の花をアレンジされるお花屋さん等々、一度「リルケの詩」を検索して見られるのもいいことかもしれませんネ・・・・!
マサミでした。