多賀子ブログ=その52
2022/08/31
今日は、沖縄に台風が来ています。
「二十四節気」侯の言葉は、二百十日立秋から数えて二百十日目。
台風がやって来る日と言われています。
昼から近畿地方も雨と言っていましたが、降らないようですね。
沖縄地方に被害がないようにと祈るばかり。
朝の京都鞍馬二ノ瀬は、晴れ。
雲はあるものの青空でした。
静かな朝は、虫の声、川の流れる音、遠くから電車のきしむ音が、心が休まります。
今朝は鳥の声がしません。昼に近づくとセミが鳴きだします。
花は秋海棠が咲いて、芙蓉、ムクゲと華やかです。
彼岸花の仲間、リコリスが一足早く咲きました。
花言葉は情熱、元気な心、陽気と心嬉しくなります。
春に咲いた花は、子孫を残そうと実をつけます。
この時期、柿は沢山の青い実がアケビも青い実が大きくなっています。
嫌がられるヘクソカズラや藪枯らしも種が出来ると、これがかわいい。
マユミの花は春には、小さな緑の目立たない花を沢山つけます。
実になるのはほんの一部、去年までは、今年はその花に黒いハエのような虫が沢山毎日群がっていました。
好きでもない虫だったのですが、その虫のお陰で沢山の実が付きました。
秋になると紅色に色づいて、中から赤い種がぶら下がります。かわいいファションです。
きっと見事にインスタ映えするでしょう!
楽しみです。
葉に虫が、変わった虫「キバラヘリカメムシ」。
カメムシの仲間のようです。
とても繊細な足や角。
和雑貨に刺繍したいね!
カメムシの仲間はとてもカラフル。
まだお出かけはマスクつけて!
妖械大百科 其の三十六「 ヤマオロシ」
2022/08/29
ヤマオロシ(山颪)無数の突起が並んでいるおろし器のような頭部をした、人型の付喪神(器物が変化した妖怪)。
颪(吹き下ろす風)を起こす。
おろし器の表面にあるとげ状の突起を豪豬(ヤマアラシ)のとげに例え、「おろし」と「おやじ」の音の似ていることからそう呼ばれている。
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このシリーズは、妖怪と機械の融合から新しい発想や表現を考える。
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京の夏の風物詩を終えて秋の対策へ・・・・・・・❗️❓
2022/08/27
先日は永守記念最先端がん治療センターの診察日で、朝から出かけてきました。
癌が発見され治療を始めてから2年と4ヶ月が過ぎました。
診察を終えて毎回、賀茂川の河岸を出町までの間を通いました。
いつも帰りは賀茂川に出て出町まで歩きます。
曇り空に如意ヶ嶽が見え・・・・8月16日は直前の大雨でしたが、「五山の送り火」も点火前にはきっちリ雨も上がり無事3年ぶりに終えることが出来ました。
私は今年もテレビ観賞しておりました、保存会の皆さんの動きや心意気が伝わってきて感動させられます。
先の祇園祭でもそうですが、斎行するには大変な努力と心意気が必要で、各保存会の皆様には頭が下がる思いでどちらも見ておりました。
どの行事も浴衣ファッションで、常には持たない和雑貨のバックを下げてインスタ映えする場所を探してワンショット・・・!!!
この夏はいい写真が取れましたでしょうか❓
と、思いながら如意ヶ嶽から目を川岸に落とすと、葦が一面になぎ倒されて枯れて痛々しい姿が広がっていました。
8月17日の夜から18日の朝にかけての秋雨前線の影響で、賀茂川もかなり増水していた状況がうかがえました。
これからは台風や前線の影響でどのような災害が起こるか分かりません。
ここ京都鞍馬でも、この三、四年前から風倒木や土砂災害に甚大な被害を受けているものですから大変心配です。
皆様も、この秋にはいろいろ伝統行事も再開される計画をお持ちでしょうが、十分なコロナ対策とマスクをし、秋の催しに取り組んでください。
マサミでした。
多賀子ブログ=その51
2022/08/24
新聞に、昨日から24節気では処暑とありました。
処暑とは、暑さが少しやわらぐころのことで、朝の風や夜の虫の声に秋の気配が漂い出すと有りました。
72侯、初候では、綿のはなしべ開くと有ります。
綿の実を包む萼が開く頃、種を包む綿毛をほぐし、紡いで糸にします。
それを織物にした布を私達は染めます。
季節、季節に自然から頂いて物は出来るのですね、まだ暑いですが、この時期はこれで味わいましょう!
昨日、やっとカラスウリの花の咲いたのが見ることが出来ました。
ベランダの下、裏のお宅のお庭に毎年咲きます。
でも裏のお宅の方は、この花の咲くのは知られません。
見られたこともないでしょう!
カラスウリは、下からつるを伸ばし、柿の木をよじ登り、丁度我が家のベランダの下で咲いてくれます。
沢山に!毎夜咲くのですが、見るのは年に1度か2度?
忘れるのです。
昼は見ようと思うのですが夜になると忘れる。
昨日は真っ暗の中屋根の上から、懐中電灯を照らしスマホでパチリ。
しかし、小さくてカラスウリの良さは分からないので、一枝頂いて近くで写しました。
やっぱり美しいですね!
今、我が家のベランダで美しく、品良く咲いているのがレンゲショウマ。
30年近く前に頂いたのが毎年増えて、沢山咲くようになりました。
お茶花として使われます。
花は、心を和ませてくれますね!
妖械大百科 其の三十五「モクギョダルマ」
2022/08/22
モクギョダルマ(木魚達磨)とは、だるまのようなひげの生えた顔をしている木魚の姿で描かれており、仏具の妖怪である。
木魚は本来、魚が昼夜問わず目を開けたままであることから、修行僧に対して不眠不休の修行を説くために作られたものと言われている。
また、達摩大師も眠らずに9年間修行したと伝えられてことから、眠らない物の連想とした妖怪である。
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このシリーズは、妖怪と機械の融合から新しい発想や表現を考え、ファッション・和雑貨・マスクなどのインスタ映えするような絵柄を、京都鞍馬から発信する。
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