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多賀子ブログ=その59
2022/11/16
東京へ3日間、行って来ました。
その間に二ノ瀬の村は秋一色で綺麗に染まり、雨が降ったお陰で鮮やかな色です。

24節気では立冬、72候、次候では地始めて凍りはじめるころ、霜が降り、氷が張り、季節は冬を迎えるとあります。
まだ二ノ瀬でもそこまでではありませんが、今朝の風は冷たかった!
二ノ瀬にある大銀杏の木、四百年も昔からの木なのだそうです。黄色に色づいて存在感のある大木に朝の月が!! ベランダのマユミの実が紅くなり開きました。かわいいですね!
葉も紅葉して秋をまとっているよう。
多賀子ブログ=その59
多賀子ブログ=その59
第13代目市川團十郎白猿襲名披露公演の舞台を観て・・・・・・・‼
2022/11/14
10月11日から東京で13代目市川團十郎白猿と八代目市川新之助襲名披露公演を京都鞍馬から出かけて観てきました。

12代目團十郎夫人と着物の仕事を始めて27年間のお付き合いをさせて頂いており12代目にも良くして頂いておりました。
そのお陰で歌舞伎もよく鑑賞させて頂いております、襲名披露公演も今回のコロナ禍で2年半延期されていましたが11月7日初日で始まりました。

市川宗家の荒事の伝統は「歌舞伎十八番」と名づけられ現在も脈々と続けられ代々演じられています。
その代表する演目「勧進帳」と「助六」が海老蔵改め13代目團十郎丈が朗々と演じ上げるのとまだ9歳の八代目の新之助丈の初舞台の「外郎売」、3分間の見得を切りながら早口言葉の長セリフを歌い上げると会場は怒涛の様な拍手・・・拍手が収まらない舞台に観客は魅了されっぱなしでした。
また特に團十郎さんに掛かる重鎮俳優の『口上』の言葉と宗家としての責任の重圧には如何ばかりかと推察するばかりでした。

歌舞伎の粋は、その美しさにあります、演じる役者のセリフから肉体からその心に至るまで時代を超え普遍に至るものであるという事を観て実感させてもらいました・・・‟ヨーッ、ナリタヤ・・・‼“
ショップには歌舞伎からのデザインが江戸時代から現代までいろんな形でファッションにも和雑貨にも美術にも色や形で多くとり入れられています、とりわけ今回の襲名幕(美術:村上隆)は歌舞伎座とよくインスタ映えして、写真を撮る人が多く見られました。

この襲名公演は地方公演を含めて2024年までつづくそうな……‼   

その頃にはマスク無しで ‟とくとご覧アレ~ィ!”

マサミでした。
第13代目市川團十郎白猿襲名披露公演の舞台を観て・・・・・・・‼
第13代目市川團十郎白猿襲名披露公演の舞台を観て・・・・・・・‼
妖械大百科 其の四十四 「ワイラ」
2022/11/08
巨大な牛のような体に、前足には太く鋭いカギ爪が1本ずつ生えた姿の妖怪。
山奥に住んでおり前足のカギ爪で土を掘り返してモグラなどの小動物や人間を食べる大きな妖怪。

「畏(わい)」とは「恐れる」「怖れる」を意味し、畏畾(わいらい)とは「かしこまる」「その場に畏(おそ)る」を意味することから、これらの言葉がわいらの這いつくばった姿に繋がるという説がある。
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このシリーズは、古から言い伝えられてきた不思議な生き物を、現代のロボットやAIなどの解釈で表現する事で新しい融合を試みる。

インスタ映えする京都鞍馬は、豊かな自然が多く、ファッションや着物、マスクや和雑貨などのデザインの探究。

※画像をクリックするとフル画像で見れます。

妖械大百科 其の四十四 「ワイラ」
妖械大百科 其の四十四 「ワイラ」
京都の老舗のお店が一日天狗になる『洛趣会展』に出かけてきました・・・・!
2022/11/05
 11月3日(文化の日)と4日毎年恒例の「洛趣会展」が三年ぶりに「東福寺」で開催されました。

毎年、京都の老舗が一堂に自慢の品を展示し、「売り申さずお賞め下され候」と京都商人の心意気を表す、売らない展示会に朝早くから出かけてきました。

すでに50メートルほどの列ができ、コロナの中での開催でいつもとは少し違った入場の仕方でゆっくりと見ることが出来ました。
通例ならお茶席やお蕎麦の席が設けられ、それもまた楽しみでしたが今年は中止でコロナの密を避けた催しになっていましたが染織、工芸、料理、宝飾、人形、扇子、団扇 風呂敷等々ゆっくり自慢の品を眺めながら京都の「雅」を感じさせてくれる至福のひと時でもありました。

この京都の文化と技が今後の若い世代でどのように理解され、継続されていくのか、文化庁が京都に移転されてこの文化がどのように変遷していくのでしょうか・・・・?
東福寺の通天橋からの紅葉はみごとですがまだ少し先になりそうです。
何十年ぶりの訪問でしたが私が好きなのは北庭の苔と切り石が小市松文様に敷かれた、それが谷方向に向かって消えていくサマの庭がとても地味でモダンで好みの庭です。

前週は賀茂川の「鴨」に癒され、今週は老舗の名品に触れた一時でした。

マサミでした。
京都の老舗のお店が一日天狗になる『洛趣会展』に出かけてきました・・・・!
京都の老舗のお店が一日天狗になる『洛趣会展』に出かけてきました・・・・!
妖械大百科 其の四十三「ロクロクビ」
2022/11/01
ロクロクビは、日本の妖怪の一種。

大別して、首が伸びるものと、首が抜け頭部が自由に飛行するものの2種が存在する。

外見上は普通の人間とほとんど変わらないが、首が胴体から離れて浮遊する抜け首タイプと、首だけが異常に伸びるタイプに分かれる。
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このシリーズは、古から言い伝えられてきた不思議な生き物を、現代のロボットやAIなどの解釈で表現する事で新しい融合を試みる。

京都鞍馬は、インスタ映えする豊かな自然が多く、イマジネーションが膨らむこの地で、着物や和雑貨、マスクなどのファッションデザインの絵柄の研究や模索である。

※画像をクリックするとフル画像で見れます。
妖械大百科 其の四十三「ロクロクビ」
妖械大百科 其の四十三「ロクロクビ」