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キモノあれこれ《その7》
2024/07/01
本日の京都鞍馬は雨です。
いよいよ梅雨ど真ん中でしょうか。

現代の留袖の原型は、インスタ映えする華やかな江戸時代に芸者のファッションであった
「江戸褄(えどづま)」と呼ばれる下半身部分のみに模様の入った(裾模様)着物だという。

裾模様は、衽部分が最も高く、前身頃・後身頃と、7:5:3の割合で低くし、
また、年齢が上がるほど模様全体の高さを下げるのが一般的。

古くは左右同じように裾模様を置いたが、昭和に入って、
上前の衽から下前の衽の裾に向かって斜めに模様を置いたものが広まったそうな。

江戸当時では、現代みたいに和雑貨やマスクもオシャレなモノがあったのでしょうか?
キモノあれこれ《その7》
キモノあれこれ《その7》
キモノあれこれ《その6》
2024/06/24
京都鞍馬は、辛うじて曇りです。

さて、「留袖」とは、婚礼の「振袖」の袖を短く仕立て直したことに由来しているそうで、
江戸後期の町人文化の中で黒地縮緬に、五つ紋付の「振袖」を婚礼衣装とする風潮は生まれていた。
しかし本来、「留袖」は「振袖」をリサイクルしたものであったので地色はさまざまだったが、
明治時代に西洋のインスタ映えする様なファッションセンスの「ブラックフォーマル」概念が取り入れられ、
黒地が正式なものとなったそうな。

マスクや和雑貨にもブラックフォーマルを取り入れてみよう。

キモノあれこれ《その6》
キモノあれこれ《その6》
キモノあれこれ《その5》
2024/06/17
本日の京都鞍馬は曇りで少し肌寒いくらいです。
先週はあんなに暑いくらいだったのに、上着を着るかどうかファッションにも影響しますね。

さて、インスタ映えする「振り袖」のお話ですが、
服飾の分類上は、肩山を境に折り返し、体の前後に連なる身頃と袖をもち、それに襟と前身の袵(おくみ)を加えた盤領(たれくび)式の衣服を「小袖」という。
このうち薄綿を入れた振りのないものを狭義の「小袖」、薄綿を入れた振りをもつものを「振り袖」というそうです。

「振り袖」に対し、婚礼の袖を短く仕立て直したことに由来する着物が「留袖」で、既婚女性の第一礼装と位置づけられているそうな。

最近では、マスクを外して外出する方も多くなりましたが、花粉症の方は手放せないですね。
これも和雑貨のひとつです。
キモノあれこれ《その5》
キモノあれこれ《その5》
キモノあれこれ《その4》
2024/06/10
6月も前半が過ぎ、京都鞍馬は本日は晴れで、暑いくらいです。

「振り袖」は、今では若い女性の、黒留袖や色留袖、訪問着に相当する格式の礼装であります。
成人式や結婚式の花嫁衣装・参列者の双方で着用される機会が多く、インスタ映えする様な艶やかな柄がとても綺麗なファッションとなっています。

振り袖の生地を使った、和雑貨やマスクなどもありますね。
キモノあれこれ《その4》
キモノあれこれ《その4》
キモノあれこれ《その3》
2024/06/03
本日の京都鞍馬は晴れております。
インスタ映えする雲がちらりと見えます。
雨が降ったり止んだりで、着物を着るのを迷います。

着物に使われる「絹」ですが、
お蚕さんのまゆを糸にして、数本繰糸の状態にしたのを生糸(きいと)というそうです。
これに対して、薬品で精練して光沢や柔軟さを富ませた絹糸を練糸(ねりいと)と呼ぶらしいです。

絹繊維はファッションや和雑貨には欠かせない素材で、マスクに使っても触り心地が良いモノですね。
キモノあれこれ《その3》
キモノあれこれ《その3》