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キモノあれこれ《その16》
2024/09/02
本日の京都鞍馬は晴天です。

さて、お着物のファッション「小紋」のお話を少し。
訪問着、付け下げ等が肩の方が上になるように模様付けされているのに対し、
小紋は上下の方向に関係なく模様が入っております。
そのため礼装、正装としての着用は出来ないそうです。

現在は模様の大きさや密度に関わらず、
上下方向関係なく模様が入っている着物は総称して「小紋」というそうで、
染めの技法によってインスタ映えする「紅型小紋」「絞り小紋」「更紗小紋」など多種多様な小紋が存在します。

その中で、主な「小紋」の技法として知られるのは「江戸小紋」「京小紋」「加賀小紋」があります。

和雑貨やマスクなどにも、度々小紋の模様は使われます。

キモノあれこれ《その16》
キモノあれこれ《その16》
キモノあれこれ《その15》
2024/08/26
台風が接近しているそうです。
京都鞍馬の本日のお天気はインスタ映えする様な晴天。

さて、おめでたい場所に着る礼装用の着物の模様には、
縁起の良いもの、七宝・橘・鳳凰・鶴・亀などの「吉祥模様」や、
昔の貴族のような豪華で華やかな模様、
檜扇・宝舟・貝桶・御殿・薬玉などを表した「古典模様」が使われていることが多いそう。

あまり趣味性の強い柄は改まった席には向かないとされております。

和雑貨持ってお出掛けするなら今のうちですね。
マスクも忘れずに。
キモノあれこれ《その15》
キモノあれこれ《その15》
キモノあれこれ《その14》
2024/08/19
京都鞍馬も台風の影響でしょうか、雨が降ったりしております。

さて、インスタ映えするファッションの「付け下げ」は、
訪問着より気楽な着物として、「おしゃれ着」として用いられる。

よそゆきの着物として用いるには、あっさりした柄の付け下げに
織りの名古屋帯や染め帯を合わせる。

訪問着に近い柄の付け下げに袋帯や格の高い柄の織りの名古屋帯を合わせ、
準礼装として用いることもあるが、あくまでおしゃれ着であり『格』は落ちる。

また、付け下げは訪問着よりもあっさりしているため、
お茶席に和雑貨と合わせて向いており、
格の高い正式な茶会以外の一般的な茶会でマスクと一緒に着用されます。

キモノあれこれ《その14》
キモノあれこれ《その14》
キモノあれこれ《その13》
2024/08/13
京都鞍馬もマスクを付けていられないくらいの暑さです。

インスタ映えするファッションの多い「付け下げ」のお話。

柄の置き方や方向の制約があるため、八掛は基本的に共生地ではないそうです。
訪問着に近い柄ゆきのものは「付け下げ訪問着」と呼ばれる場合もあります。

真夏ですが、和雑貨を合わせて涼みにお出かけ下さい。


キモノあれこれ《その13》
キモノあれこれ《その13》
キモノあれこれ《その12》
2024/08/05
最近はゲリラ雷雨が多く、ここ京都鞍馬も同様です。
晴れているのに、突然大粒の雨が降り
雷がゴロゴロと、インスタ映えするのでしょうか?

さて、本日は「付け下げ」のお着物について。

「訪問着」同様、すべての模様が肩山を頂点として上向きになり、
なおかつ、下になるほど模様が大きく、または多くなるように配置されます。

「訪問着」との一番の違いは、衿と肩や、衽と前身頃、後身頃の模様が横に繋がらず、
絵羽模様ではないことであります。

突然天候が変わるとファッションも悩みます。
それに合わせて、和雑貨とマスクも…。




キモノあれこれ《その12》
キモノあれこれ《その12》