妖械大辞典 其之八十 「ニンメンジュ」
2023/08/24
ニンメンジュ(人面樹)は、人の首のような花をつけ、問いかけると花が笑いかけるが人語を解することはなく、あまりに笑うと花がしぼんで落ちてしまうという。
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日本の創造の生き物を、ロボットや人工知能など、現代的な視点で表現したシリーズ。
※画像をクリックするとフル画像で見られます。
波柄のれん
2023/08/21
「のれん」の注文があり、京都鞍馬のパソコンで波の絵柄のデータを作ってます。
昔は、職人さんが和紙や渋紙を使って、切り絵の様に絵柄を切り抜いて、作った型で染織していました。
色や糊を載せる部分の紙を切り抜くのですが、その際、絵柄の関係上、切り抜かれる型が外れない様に、一部絵柄を繋げて切り抜いたりします。
また、今回の様に長い波の線などは、型紙がズレにくくするの為に途中で絵柄を繋げてます。
ですので、最終的に型紙は全て繋がって仕上がります。その職人技はインスタ映えするほど、見事な出来栄えになります。
今は、パソコンで作った絵柄を網状のシルクスクリーンの上に特殊な機械で製作されます。
今回の絵柄は、昔の様に紙を切り抜いて作る技法を表現する為、絵柄を途中で繋げる部分を作っています。そうする事で、手が掛かって高価な品物風になるそうです。
アトリエ臥龍で扱っているマスクやTシャツ、和雑貨などのファション関係の染め型は、この技法を使っている商品が多くあります。
多賀子ブログ=その98
2023/08/18
朝、目が覚めると、寒蝉、(ひぐらし)が一斉にカナカナと涼しげに鳴いています。
朝もなくのですね。
お盆には仏様を五山送り火と共におくることが出来ました。
玄関の外にお弁当を置いて、ろうそくとお線香に火を灯しお祈りをして、送ります。
田舎の義母がそうしていたのを思い出しながら。
その後大文字に火の灯るのを観ながら帰られたかなと思いをはせます。
今朝の朝ドラで、キレンゲショウマ、というのが出てきました。
私のうちはただのレンゲショウマ。
沢山の蕾が付いて何年もさいてくれている大切な花です。
優しい花で何時までも見ていたい花ですね!
も1つは、リコリス、彼岸花に似たはなです。彼岸花より先に咲きます。
え!咲いてる!と驚くほど、もうじき咲くよと云う知らせもなく、ある日突然に咲きだします。
どちらもこの暑さに涼しさを与えてくれる花ですね!
長野県安曇野で貴重な「天蚕糸」の勉強を・・・・・‼️
2023/08/14
お盆休みになりますが、「天蚕糸」の染織をしている古い友人の工房に、長野県松本市までお邪魔してきました。
作品を作りに忙しくしている友人でしたが、「天蚕糸」を勉強する為、安曇野山麓の穂高地区まで案内してもらいた。
「天蚕糸」とは聞きなれない言葉ですが、自然界のクヌギの若葉で飼育した天蚕の繭から取れた糸で、薄いグリーン色した糸でその希少性から「繊維のダイヤモンド」と呼ばれています。
この繭から糸にするまでの工程や、織り上げた反物の後処理まで等の話を聞いているだけで大変な手間のかかる仕事を、昔ながらの工程で製糸をして良い織物を織る友人の姿勢に感服をし、新しいファションや和雑貨などのアイデアのするべく、いい再会ができた事に感謝しました。
とても日差し厳しいに天気でしたがアルプス山麓の山々に囲まれたインスタ映えする景色を眺めて車を走らせてくれた友人にお返しは、また京都鞍馬で再会を・・・・・と誓って帰路につきました。
マサミより
多賀子ブログ=その97
2023/08/10
オオ!咲きましたね、ハスの花。
京都鞍馬二ノ瀬の朝、5時30分頃蕾の先がふくらんでピンクに色ずいていました。
開くぞと思って見ていると、何となく開いていくような、動画で撮っていると、目に見えては分からないけど何となく?
30分もすると中が見える位に開いて。
こんな事していられないと主人と仏様をお迎えに珍皇寺さんへ今日は空き日なのか?
人が少なく何時もより遅く出かけたのですがスムーズにお迎えが出来ました。
帰りに朝食を取って、マスク忘れそう、次にお墓の掃除とお参りをして帰って来ると、咲いていました。
美しい!!素敵なファッションです。
インスタ映えしますね。
和雑貨に似合います。