“ポスト印象派”の没入型体験美術展を観て・・・!!!
2023/09/18
先日東京に出掛けてきました、知人に面白い美術展があると聞いて観てきました。
日本橋三井ホールにある「Immersive Museum」で予約制で時間を決めて会場に入りました。
真っ暗な通路を行くとクロスが交差するカーテンを開けると巨大な空間と大音響、印象派のゴッホの「種をまく人」の黄色い夕日の油絵の筆の一タッチ一タッチがすごいスピードで剥がされていき、またすごいスピードでゴッホの自画像に戻ったら、替わってスーラ―の点描絵の無数の色の点描が竜巻の如く大きな画面に吸い込まれ「日曜日の午後」の絵画に替わっていく・・・・・・というように観賞する絵画から、体感する絵画の会場であるという売りである。
周囲四面と床全面に映し出されたゴッホの「ひまわり」「種をまく人」からスーラ、セザンヌ、ゴーギャン、ピサロの印象派の絵画が分解され組み立てられていく画像を「ヨギボー」の様なビーズクッションがおかれ、座ったり寝たり思い思いのスタイルで鑑賞する仕組みでくつろいだ姿勢で観てきました。
当時の印象派の画家達が見ればどのような感想を抱くのだろうかと一抹の不安と先端技術のプロデュースの進化に圧倒された時間を過ごしてきました。
マサミより
画像:ゴッホ「種をまく人」
画像:スーラ「日曜日の午後」
妖械大辞典 其之八十三「ネコムスメ」
2023/09/14
ネコムスメ(猫娘)とは、猫の風貌、生態、仕草などの特徴を持つ妖怪。
ある富豪の家に男を嘗める奇癖を持つ女がおり、その舌がネコのようにざらざらしていたことから「猫娘」の名で呼ばれたという。
また、ネコを殺して三味線の皮にする家業の娘が、因果によってネコの性質を持ってしまったなど。
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日本の創造の生き物を、ロボットや人工知能など、現代的な視点で表現したシリーズ。
きものや和雑貨、マスクなど、ファッションのデザインを、インスタ映えする風景の京都鞍馬で創作。
※画像をクリックするとフル画像で見られます。
多賀子ブログ=その101
2023/09/12
少し、朝夕涼しくなりました。
窓を閉めて寝られるように成りました。
秋の気配がそこここに、アキアカネが飛び交い、スズムシが鳴き、庭には愁海棠、ミズヒキ、お隣りの柚子が今年は成り年なのか?
沢山みどりの実を着けてます。
藍の花が咲き始めました。
早く生葉染めをして、残りは乾燥葉にして残しておかないと!
7月に2回、染めたのですが、藍は生育が良く、2度目の苗も大きくなりました。
プランターでも充分染めるくらい採れますよ。興味ある方、お試しを!
第11回 『二ノ瀬草木染祭り』今年は開催します~ス!!!!
2023/09/10
毎年10月の第一日曜日にここ京都鞍馬の二ノ瀬町では「草木染まつり」という自然から摂れる「色」で村人達と遊ぶ行事をしています。コロナ禍の期間は中止にしておりましたが、今年から復興する準備を先月から始めています。
今年は第11回目で村人だけで始めた行事が、いつの間にかいろんな方々の参加で大規模なイベントになっております。
自動販売機もコンビニも無い村ですので来場者には昼食に模擬店も創り盛り上がっています。藍も栽培しわずかですが自生の茜も挿し木して育てたりと、また杉の葉を細かく刻んで一晩水に漬け油抜きをしてから二晩コトコト煮出した染料を創って染めたりしています。
村人の親睦を旨としていた行事がだんだん人が増え、閑静な村で常日頃は声も響かない村ですがこの日はこの二ノ瀬も大変に賑やかな1日になります。楽しみなのは参加する皆さんの作品のとてもいいのがある事です。
和雑貨の小物の材料にファッションスカーフ等と染モノと自然が“インスタ映え”する光景がカメラのいいアングルにもなります。マスクして家に籠ってたことが何だったのかと思う今日になりました、でもまだまだ気を付けながらの催しですが是非このブログをご覧になられた方は秋本番の二ノ瀬へ是非お出かけください。
お待ちしております・・・・・!!!
マサミより
妖械大辞典 其之八十二「ヌリカベ」
2023/09/06
ヌリカベ(塗り壁)とは、夜道で人間の歩行を阻む、姿の見えない壁のような妖怪といわれる。
夜道を歩いていると、目の前が突如として目に見えない壁となり、前へ進めなくなってしまうというもの。壁の横をすり抜けようとしても、左右にどこまでも壁が続いており、よけて進むこともできない。蹴飛ばしたり、上の方を払ったりしてもどうにもならないが、棒で下の方を払えば壁は消えるという。
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日本の創造の生き物を、ロボットや人工知能など、現代的な視点で表現したシリーズ。
※画像をクリックするとフル画像で見られます。